Googleがスマートウォッチに取り組んでいるとのうわさが広まっている。同社が2012年にひそかにWIMM Labsを買収したのは、この分野への意欲を示す動きだ。
Googleの広報担当者は米CNETの取材に対し、同社がスマートウォッチメーカーのWIMMを買収したことを認めた。この件はGigaOMが最初に報じた。
WIMMは2012年に事業を閉鎖したが、同社のウェブサイトには謎めいた感謝のメッセージが残されており、WIMMの技術に関する「独占的な信頼関係」への言及がある。
Google製スマートウォッチの可能性に関するこれまでの報道と同様に今回のニュースも、同社がGoogle X Labsではなく「Android」部門を中心としてこの製品に取り組んでいることを伝えている(WIMMの従業員もAndroid部門に加わる)。これは同社のスマートウォッチが、Googleが1年を通してアピールしてきたX Labs発のウェアラブル製品「Google Glass」より早く市場に登場するかもしれないことを意味する。
技術系の新興企業各社はすでに数多くのスマートウォッチを投入しているが、大手企業もこの分野に続々と参入しつつある。サムスンはベルリンで現地時間9月4日にスマートウォッチ「GALAXY GEAR」を発表すると見られており、Appleもスマートウォッチを投入するとうわさされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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