Microsoftが「Surface RT」の在庫調整評価損として9億ドルを計上したからといって誤解してはいけない。まだ少なくとも2種類(もしかしたらそれ以上)の「Windows RT」ベースのタブレットがリリースを控えている。
まず1つめは、この数週間うわさが飛び交っているNokiaが発売予定のWindows RTタブレットだ。The Vergeによると、この端末の最新のコード名は「Sirius」だという。数週間前にはThe VergeのTom Warren記者が、同端末のコード名は「Vanquish」のようだと報じていた。
2013年8月中旬には様々なブログにおいて、Nokiaが同端末を9月末にニューヨークで発表する予定だと報じられた(最も多くうわさされた日程は米国時間9月26日)。当時の報道では、これらのNokia製タブレットは10.1インチで、Qualcommの「Snapdragon 800」プロセッサ、32Gバイトの内蔵ストレージ、2GバイトのRAM、micro USBポート、着脱可能なキーボードを搭載し、LTEに対応するとされていた。AT&TかVerizon、あるいはその両者が、同端末のLTEパートナーになる可能性があると報じられていた。
WinSuperSite.comではPaul Thurrott氏が、Siriusのコード名とスペックについてうわさを裏付ける情報を提供しており、加えて、これらの端末の最低価格が499ドルになる予定であることを明かしている。
この情報はすべて情報筋によるもので、NokiaとMicrosoftはコメントしていない。
さらにMicrosoftも、Surface RTの後継機種の準備も進めているという。Thurrott氏によると、「Surface 2」という名称になる予定で、「Windows 8.1 RT」を搭載するという(ハードウェアには「RT」が付かないがOSにはまだ付くとThurrott氏は述べている)。
「Surface 2」は既に、Intelベースの姉妹製品である「Surface 2 Pro」とともにAdDuplexの最新の投稿で言及され始めているとThurrott氏はブログに記している。
Microsoft関係者らは7月、同社のSurface RTおよびSurface Pro製品シリーズを、同製品シリーズ用の新しい周辺機器とともにMicrosoftの2014会計年度(2014年6月30日締め)中に発売する予定だと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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