Nokiaは、9月下旬に「Windows RT」を搭載した新しいタブレットを公開するかもしれない。
技術系ニュースサイトThe Vergeは米国時間8月16日、「Nokiaの計画をよく知る複数の情報筋」の話として、今のところ9月26日に予定されているニューヨークの発表イベントでNokiaがタブレットを発表すると報じている。また、ブログサイトWindows Phone Centralが先ごろ掲載した記事によると、Nokiaは9月の26日と27日にニューヨークで2日間のイベントを開催するという。
このタブレットは、開発コード名が「Vanquish」でWindows RTを搭載し、Qualcommのクアッドコア「Snapdragon 800」プロセッサを採用する。The Vergeは同デバイスについて、LTE対応で米国のキャリアはAT&Tだとも伝えている。
このNokiaのタブレットだとされる写真が、中国語サイト「Digiwo」で現地時間8月16日に公開された。スナップショットには、Nokiaの名前とWindows RTのロゴが入った赤いデバイスが写っている。これらの画像を見るとVerizonという名前もあることから、Verizon WirelessとAT&Tの両社から販売されるのかもしれない。
Nokiaは、タブレットに関する具体的な詳細をまだまったく明らかにしていないが、この市場に興味があることは認めている。
Nokiaの最高経営責任者(CEO)であるStephen Elop氏は2月、同社はタブレットに「強い関心」を持っているが、まだ発表することは何もないと語った。また5月には、Nokiaでスマートデバイス担当のエグゼクティブバイスプレジデントを務めるJo Harlow氏も、「タブレットにはとても興味を持っており、この分野に注目している」と述べている。
米CNETがコメントを求めたのに対し、Nokiaの広報担当者は、市場の噂や憶測にはコメントしないと答えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス