ニューヨーク発 -- LGは米国時間8月7日、同社の新しいスマートフォン「G2」を発表した。これによりAppleや、サムスンなど「Android」搭載端末メーカーに対抗する。
G2のハードウェアスペックは最高レベルで、5.2インチのフルHDディスプレイと、Qualcommの「Snapdragon 800」クアッドコアプロセッサを搭載する。G2は、Qualcommの最上位チップを搭載する世界初の端末となる。LTE-Advancedにも対応し、韓国などの地域でさらに高速なワイヤレス速度を実現する。
他の端末との最も顕著な違いはおそらく、音量ボタンと電源ボタンの位置だろう。3つのボタンは、端末の側面という一般的な位置ではなく、端末の背面にある。この珍しいキーデザインは、スマートフォンのサイズが大きくなるにつれて、側面のボタンを正しく使用するのが難しくなってきたという調査結果に基づくものだとLGは述べている。
音量下げボタンをしばらく押したままにすると、カメラが起動する。音量上げボタンを長押しすると、「QuickMemo」というメモ記録プログラムが開く。ユーザーは、背面の電源ボタンを押すことなくディスプレイをオンにすることも可能だ。「KnockOn」機能により、ディスプレイを2回タップするだけで端末の電源をオンにすることができる。
LGは、消費者の日常生活を支えるものになると同社が考える機能について、特に力を入れて説明した。「Answer Me」は、端末をユーザーの耳元にあてたときに自動的に通話に応答するもので、「Text Link」は、テキストメッセージに埋め込まれた住所などの情報を、簡単に選択、保存して、地図やインターネットで検索するもの。「Guest Mode」は、端末の所有者以外のユーザーが端末をアンロックした場合に、特定のアプリのみを表示することによってユーザーのプライバシーを保護する機能だ。
G2は、韓国を皮切りに、今後8週間のうちに、世界中で130を超える通信事業者から提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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