カシオ計算機は8月7日、デジタルカメラ「ハイスピードエクシリム」の新製品「EX-ZR800」を8月23日より発売すると発表した。市場想定価格は4万円前後。
EX-ZR800は、1月に発表した「EX-ZR700」の後継モデルで、手ブレ補正を強化した製品だ。コンパクトなボディながらも広角25mm、光学18倍ズームレンズを搭載する。HS手ブレ補正モードで撮影した場合、カメラを構えた時に起こる上下左右などの5つ(5軸方向)の手ブレを補正する。また、光学手ブレ補正(2段分)と高速連写合成(最大9枚)の組み合わせで、5段分の手ブレ補正効果を実現したとしている。
このほかに、ゆっくりとした雲の流れや車や人々が行き交う街の様子など、長時間の変化を短時間に圧縮して楽しめる「タイムラプス」、個性的な写真や動画が撮れるアートショットに新エフェクト「トゥインクルショット」を追加している。
カシオは、撮りたいと感じた瞬間を美しく撮れるデジタルカメラの実現を目指し、タイムラグ、ピンぼけ、手ブレを限りなくゼロに近づける「TRIPLE ZERO」が開発のテーマだ。
今回の5軸方向の手ぶれ補正により、旅先でのイルミネーションや運動会で頑張る子供のズームアップなど、夜景写真もズーム写真もくっきりキレイに撮影できるとしている。
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