カシオ計算機は1月29日、光学18倍ズームレンズを搭載した「EX-ZR700」と、約515枚の電池寿命を持つ「EX-ZR400」を2月8日より順次発売すると発表した。
EX-ZR700とEX-ZR400のいずれも、最新の「EXILIM エンジンHS Ver.3」を搭載。今回新たに、サクサク撮りながらワンシャッターで3枚を撮影する「トリプルショット」と、撮影しながら液晶画面の一部で撮影した画像を表示・確認できるミニレビュー表示機能を追加した。これにより、カメラ初心者でも撮りたい瞬間を逃さずに、一瞬で変わる子供の表情を確実に撮れるとしている。
EX-ZR700は、コンパクトなボディに広角25mmと光学18倍ズームレンズを搭載。レンズシフト方式の手ブレ補正の採用と高速連写合成により、手ブレ補正性能を大幅に強化(HS 手ブレ補正モード時)。発表会やスポーツシーンなど、遠くから撮影しなければならない場面でもブレを抑えて子供の晴れ舞台をしっかりと撮れるとしている。市場想定価格は5万円程度で、発売日は3月8日。
EX-ZR400は、シリーズ最長となる約515枚の電池寿命を実現。さらに撮影環境に応じて自動的に高速連写合成を行い、撮影が難しいシーンでの画質を大幅に向上させるオート撮影機能「プレミアムオートPRO」を搭載した。市場想定価格は4万円程度で、発売日は2月8日。
コンパクトカメラ市場は、スマートフォンの高機能化に伴い、厳しい状況にある。そんな中でカシオが目指すのは、「タイムラグ」「ピンボケ」「手ぶれ」をゼロにする“トリプルゼロ”だ。
独自のEXILIMエンジンにより、コンパクトカメラながらも至近距離から背景までの全域にピントの合った撮影ができる「全焦点マクロ」や、一眼レフカメラのような印象的な1枚が撮れる「背景ぼかし」など、フォーカスを自在にコントロールする撮影機能も備える。
レンズ交換や難しい設定なしで、きれいで楽しい写真を簡単に撮れるようにすることで、通常のコンパクトカメラやミラーレス一眼とは一線を画すポジションを目指す。
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