The Wall Street Journal(WSJ)の元記者Jessica Lessin氏が米国時間8月1日に公開した新しい記事によると、Appleがまた別のチップ企業であるPassif Semiconductorを買収したという。
Passifは、2007年に創設されカリフォルニア州オークランドを拠点とする企業で、低消費電力スイッチに基づくワイヤレストランシーバを開発している。
Appleは、ウエアラブル技術を将来的に実現するためのハードウェアに関心を持っている可能性があると憶測されている。おそらくはうわさされている「iWatch」もこれに含まれる。
買収の金銭的な条件は公表されておらず、Appleはまだ買収を認める正式な発表をしていない。
Passif買収のニュースは、Appleの行動としては新しい流れをくむものである。Appleは、多数の買収を行う企業であるとはみられていない。
しかし同社はこの数カ月間で、企業の買収に関してこれまで以上に大きな動きを見せ、注目を集めている。
2013年7月だけでも、AppleはLocationaryとHopstopを買収している。
両社の買収は、Appleが「iOS」向けの同社製地図ソフトウェアにさらに真剣に取り組んでいることを表している。同社製地図ソフトウェアは、2012年9月にリリースされて以来、バグに悩まされてきたという不名誉な経緯がある。
しかし同社はこの数カ月間で、企業の買収に関してこれまで以上に大きな動きを見せ、注目を集めている。
米CNETはAppleにコメントを求めているが、本稿執筆時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」