SBI証券はウェブアクセス解析ツール「Adobe Analytics」を導入した。アドビシステムズが7月31日に発表した。
SBI証券はオンライン証券取引のほかに投資信託、外国債券、外国為替証拠金取引(FX)などを取り扱うオンライン専業証券会社。ウェブサイトの効果を測定するため、独自にアクセスを解析していた。より深い解析に適したデータを取得、集計するとともにレポーティングを進化させる必要があると判断した。
同社は2012年8月にウェブアクセス解析ツールとして「Adobe SiteCatalyst」を導入、計測を開始した。分析機能をより強化したAdobe Analyticsを導入している。ウェブサイト分析に必要なデータの収集、レポーティング業務の自動化、担当部門間での分析データ活用や共有を進めて、ウェブサイトの最適化に向けてスピーディーにPDCAサイクルを回していく方針と説明している。
導入を支援したソフトバンク・テクノロジーは導入時に、ウェブコンサルティングサービス「SIGNAL」で収集したデータの有効な活用方法を提案、全社展開でも支援している。ソフトバンク・テクノロジーは分析レポートの自動配信で可視化の促進、データに基づいたウェブマーケティングでのPDCAサイクルを浸透させて、SBI証券でAdobe Analyticsが共通のデータ基盤になるよう推進していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス