Facebook、投稿のウェブ埋め込み機能「Embedded Posts」をリリース

Jennifer Van Grove (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 長谷睦2013年08月01日 11時33分

 ソーシャルネットワークのFacebookは米国時間7月31日、最新の出来事やニュース速報とのつながりを強化する試みとして、「Embedded Posts」をリリースした。これはFacebook上で一般公開されているコンテンツを、ニュースメディアにとってアクセスしやすくするというものだ。

 この新機能の狙いは、メディア、そしてゆくゆくはあらゆる人がFacebookの公開アップデートを自身のウェブサイトに埋め込めるようにすることだ。こうしたアップデートには、写真、動画、ハッシュタグに加えて、ユーザーや「Pages」の投稿などが含まれる。埋め込まれたコンテンツを閲覧したユーザーは、記事の「Like」(いいね!)をクリックしたり記事を共有したりできるだけでなく、そのPageのLikeボタンをクリックしたり、そのコンテンツを作成したユーザーをフォローしたりできる。

Embedded Postsにより、読者は、投稿のLikeや共有、コンテンツ作成者のLikeやフォローが可能になる。
Embedded Postsにより、読者は、投稿のLikeや共有、コンテンツ作成者のLikeやフォローが可能になる。
提供:Facebook

 リリース時点では、自社の記事にFacebookのアップデートを埋め込めるのは、CNN、Huffington Post、People誌を含む少数のメディアに限定される。Facebookの広報担当者はこの機能について、「近いうち」により広範なユーザーに公開すると述べた。

 FacebookのソフトウェアエンジニアであるDave Capra氏は声明で、「本日我々は、Embedded Postsの提供を開始する。これは最も説得力がありタイムリーな公開記事をFacebookから他のウェブ上に展開できるようにするものだ」と述べた。「毎日、有名人やジャーナリスト、さらには多くの一般の人々が、世界中で起きている出来事について、Facebook上で自らの考えを表明し、公開している」(Capra氏)

 この新機能を利用可能な場合、公開アップデートのドロップダウンメニューに「Embed Post」オプションが表示される。クリックすると数行のコードが生成され、これをウェブサイトやブログにペーストできる。


提供:Facebook

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]