Appleの開発者ウェブサイトが不正侵入を受けてから約1週間が経過したが、同サイトとそれに接続された各サービスは依然としてアクセス不能の状態が続いている。
同社は米国時間7月24日、進捗状況に関して最新の情報を少し明かした。
更新されたダウンタイムページ上で、Appleは各サービスへのアクセス再開計画を提示し、それを3段階に分けて実行していくと述べた。
「われわれはアップデートした各システムをロールアウトしていく予定で、最初にその対象になるのは『Certificates』と『Identifiers & Profiles』『Apple Developer Forums』『Bug Reporter』、リリース前の開発者ライブラリ、動画だ。その次にソフトウェアダウンロードを復旧し、プログラムメンバーが『iOS 7』や『Xcode 5』『OS X Mavericks』の最新ベータ版を再び利用できるようにする。その後、それ以外のシステムへのアクセスを再開する」(Apple)
Appleは開発者サイトおよびサービスのステータスページも新たに開設した。
同社は攻撃の具体的な詳細をいまだに明かしていない。18日に発生したその攻撃では、匿名の侵入者が開発者の氏名や住所、電子メールアドレスにアクセスした可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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