一部報道によると、Appleは米国時間7月23日、「iPhone」および「iPod touch」向け「Apple Store」アプリの最新バージョンをリリースする予定で、同バージョンは「App Store」や「iTunes Store」「iBookstore」のコンテンツの宣伝を行うようになるという。また、それらのコンテンツの一部は期間限定で無料提供される予定だという。
9to5Macブログが匿名情報筋の話として伝えたところによると、その最新アプリは先述した3種類のコンテンツアプリの「iOS 6」版インターフェースとの整合性が高まるように修正されており、それらのオンラインストアのアプリの宣伝を行うという。もちろん、iPhoneやそのほかのハードウェアでAppleから直接購入されるアプリの売り上げを増やすことも狙いの1つだ。
何よりApple Storeアプリでは、アプリ内で製品を購入し、Apple Storeで受け取るか配送してもらうかを選択できる。
情報筋は同ブログに対し、今回のアプリ改良はAppleの実店舗における新たな取り組みの一部でもあると語っている。Apple Storeアプリを知るApple顧客を増やす手段として、「新たなiOS端末が発売される際、Appleの従業員は、新規購入された端末に新しいApple Storeアプリをインストールするように推奨されるだろう」と9to5Macは報じている。同ブログによると、現時点で同アプリを知っているのは顧客の約20%のみであるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」