Intelはモバイル製品向け「Atom」プロセッサへの取り組みを強化する予定で、それによって、より多くの低コストノートPCが登場する見通しだと、同社の最高経営責任者(CEO)が米国時間7月17日、第2四半期決算発表の電話会議で語った。
Intelはモバイル向けAtomチップをメインストリームのPCプロセッサと同等に位置づけ、Atomを300ドル以下のノートPCおよびコンバーチブルや150ドル以下のタブレット向けに売り込む予定だと、新CEOのBrian Krzanich氏は述べた。
「われわれはAtomへの取り組みを大幅に強化するつもりだ」(Krzanich氏)
Krzanich氏の下で最初に発売される主要なAtom新製品は、「Bay Trail」になるだろう。Bay Trailは完全に再設計されたAtomで、そのパフォーマンスはIntelのメインストリームの「Core i」シリーズチップに近づいている。
「Bay Trailによって、われわれは現在関与していないこれらの市場に進出することができる。当社の参入は大きな影響をもたらすだろう。タッチ対応クラムシェル(ノートPC)は300ドル、コンバーチブル(タブレットとノートPCのハイブリッド)は400ドル以下の価格帯まで下がってくるとわれわれは予測している」(Krzanich氏)
Bay Trailベースのタブレットは150ドルまで下がる可能性もある、と同氏は付け加えた。
Intelの最高財務責任者(CFO)であるStacy Smith氏によると、Intelタブレットの「ボリューム」(量)は2013年第1四半期~第4四半期の間に4倍に増える見通しだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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