Intelはタブレットを作っていないが、作った方がいいかもしれない。
同社は台湾で開催されているComputexの基調講演において現地時間6月3日、Microsoftの「Surface」風の超薄型タブレットを披露した。プロセッサはクアッドコアの「Bay Trail」を搭載する。
Bay TrailはIntelの「Atom」チップを再設計したもので、パフォーマンスは旧式のAtomよりも、同社のメインストリームノートPC向けプロセッサにはるかに近い。
Intelはデモの中で、「4コア、アウトオブオーダー実行、『HD 4000』グラフィックス、1日中持続するバッテリ」と述べた。
Intelの広報担当によると、そのリファレンスデザインタブレットはBYD Electronic(International)が製造したという。BYDはHewlett-Packard(HP)の「Android」搭載タブレット「Slate 7」も製造している。
デモ担当者は、Androidと「Windows 8」ゲームの両方を実行するタブレットを披露した。
この担当者は、Androidではゲーム「Candy Rush」のデモを披露し、Windows 8タブレットではSteamの「Torchlight II」を動作させた。
ゲームのグラフィックスと言えば、IntelはComputexで5日、Bay Trailの内蔵グラフィックスチップのパフォーマンスが「Clover Trail」(現行世代のAtom)のグラフィックスの「3倍」になることを発表する見込みだ。
また、Intelの新しい4G LTEチップにも注目したい。Computexで披露されているタブレットには、Intel独自のLTEチップも統合されている。同様にサムスンの「GALAXY Tab 3」も、IntelのAtomプロセッサとIntelの4G LTEチップの両方を搭載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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