指を滑らせながらキーボードで文字入力を行うアプリ「Swype Keyboard」

アプリ名:Swype Keyboard(Ver.1.5.6.16934)
金額:99円(2013年7月3日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:Nuance Communications, Inc
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★★

 カスタマイズ性が高いAndroidは、パソコンと同様入力システムを自由に変更できる。それゆえGoogle Playでは、グーグル自身が提供する「Google 日本語入力」をはじめとして、多くの入力システムが提供されている。そうした入力システムの中でも、特に入力のスピードを重視している人にお勧めしたいのが「Swype Keyboard」だ。

  • 「Swype Keyboard」で文字入力するには、入力したいキーを連続でスワイプしていく

 Swype Keyboardは、QWERTY形式のキーボードで文字を入力する入力システム。だが1文字ずつキーをタップして入力するのではなく、入力したいキーを、指を画面に付けたまま滑らせながら選んでいく、つまりスワイプ操作で入力できる点に大きな特徴がある。例えば「かみ」と入力する場合、最初に「K」を押した後、そのまま指を離すことなく「A」→「M」→「I」の順に指を滑らせていけばよい。

 キーボードから指を離すことなく入力できるため、他の入力方式よりもスピーディーに入力できるのが、Swype Keyboardの最大のメリットといえるだろう。ディスプレイが小さい機種などでは、キーを指定する位置を正確に指定するのは難しい。だが指の動きから入力したい文字を推測してくれるので、大まかに指を動かしても大体の文字は入力できるので安心だ。

 スワイプによる操作は、入力だけに限らない。左下にあるスワイプマークのボタンから特定のキーにスワイプすることで、パソコンのキーボードでいうショートカットに相当する「ジェスチャ」が利用できる。例えばスワイプマークから「C」にスライドするとコピー、「A」にスワイプすると文字の全選択ができる。

 ちなみにSwype Keyboardには、キーボードを使った入力以外にも、いくつかの文字入力方法が用意されている。1つは手書きによる文字入力。もう1つは音声入力で、入力する時間を自由に定められるなど、グーグルの音声入力とは異なる独自の仕組みとなっている。

 なおSwype Keyboardは、標準では英語入力のみの対応となるため、日本語入力に使用する場合は、設定メニューから日本語の言語パッケージをダウンロードする必要がある点に注意されたい。また初期設定時にメールアドレスを登録しておくと、辞書などのバックアップが可能になるので、こちらも覚えておくといいだろう。

 QWERTYキーボードによる入力に慣れている人だけでなく、フリック入力に慣れている人でも、スワイプ入力は比較的馴染みやすいだろう。メールやチャットなどの返信をスピーディーにしたい場合や、スマートフォンで多くの文字を入力する必要がある時などには、大いに役立つのでぜひ活用したい。

  • すると選んだキーの文字が入力される。キーを選ぶ位置は大まかでも大丈夫だ

  • Swype Keyboardのジェスチャを使用すれば、コピーやペーストなど、パソコンのショートカットに相当する操作が素早くできる

  • スワイプ入力だけでなく、手書きによる日本語の入力も可能となっている

  • 音声入力機能も搭載。録音する時間を自由に指定できるなど、Googleの音声入力とはやや異なる仕組みだ

  • メールアドレスを登録しておけば、辞書のバックアップなどが自動でできる仕組みも用意

>>「Swype Keyboard」のダウンロードはこちらから

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