世界最大級のオンライン百科事典と言えば「Wikipedia」が有名だ。「ワペディア」はそのWikipediaをスマートフォン上からも読みやすくするアプリだ。このアプリの特徴は検索速度の速さだ。検索窓にキーワードを入力するだけで検索を開始するため、入力完了ボタンをタップする手間を省ける。また、ウィジェット機能も搭載しており、アプリを起動しなくても検索できるので便利だ。
トップ画面では各種のトピックスを表示する。Wikipediaで言うところの左側のメニューと考えればいい。語句の検索だけでなく、「今日は何の日」「記事」「季節の話題」といった情報もワンタップで得られるため、ちょっとした暇つぶしや雑学を仕入れるのにも役立つ。特にビジネスマンにとっては、商談や会議前の情報収集や、会議や打ち合わせ中にふと浮かんだ語句を検索するのにも役に立つ。
基本的な使い方はWikipediaと同じ。調べたい語句を検索窓に入力するだけでOKだ。検索窓の左にある「W」ボタンをタップするとトップ画面に戻れるほか、百科事典の「アンサイクロぺディア」、約5000件の旅行ガイドが収録された「Wikitravel」、著名な人物や作品からの名言や引用、ことわざなどを収録した「Wikiquote」、多くの辞典を網羅した「Wiktionary」などにも移動でき非常に便利だ。
検索窓の横にある「☆」ボタンをタップすれば、検索した記事をブックマークできる。履歴検索機能も搭載されており、よく見るページや後でもう一度見たい記事があるときに重宝する。また、記事画面下にあるツールバーの中央のアイコンをタップすることで、GmailやFacebook、Bluetoothなどを使って記事を共有することも可能だ。
さらに、ツールバーの一番右のアイコンから設定を変更できる。画像のサイズやフォントサイズ、ページ長、テーマカラーなどを、自分好みにカスタマイズすることで検索する楽しみが得られるようにもなっている。ちなみに、Wikipediaの「ウィキ」とは、ハワイ語で「速い」を意味する言葉。本家に負けず劣らず速さを、そして楽しさを感じさせてくれるのがワペディアだ。
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