Microsoftの広報担当者はSECへの提出書類について、米CNETに次の声明を寄せた。
6バージョンの「Office」と2バージョンのWindowsを生み出したチームを率いたことも含め、MicrosoftにおけるSteven(Sinofsky氏)の23年にわたる精力的な貢献を考慮すると、当社は引き続き、雇用期間中に同氏が獲得した株式報酬に相当する経済的価値を提供していく意向であり、これは少なくとも15年間勤務して55歳以上で退職する従業員に当社が提供している退職手当と同様の処遇だ。本契約はMicrosoftにとって多くの重要な対価をもたらすものであり、これにはStevenが2017年1月1日まで知的財産訴訟に関する支援を継続するとの約束も含まれる。
Sinofsky氏がどのような知的財産訴訟に関わったことがあるのか、あるいは現在も関わっているのかは不明だ。Microsoftはいかなる具体例も示さなかった。
Sinofsky氏は、2012年のWindows 8発売後に突如Microsoftを去った。いつ、どのように退職するかは自らの選択だったと同氏は明言している。退職当時は、Sinofsky氏と最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏を含む他のMicrosoft経営幹部との間で、部門間の協力に関するMicrosoftの計画について意見の対立があったという数多くのうわさが流れた。
現在Sinofsky氏は「充電中」で、ハーバードビジネススクールで教鞭を執っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」