「Windows 8.1」ユーザーは将来的に、いつもの検索結果とともに広告を目にすることになる。
MicrosoftのAdvertising Search Groupでゼネラルマネージャーを務めるDavid Pann氏は米国時間7月2日、同社が「Windows 8.1 Smart Search」にBing広告主のウェブページのサムネイル画像を組み込み始める予定だとブログ投稿で明かした。
Windows 8.1 Smart Searchは、「Windows 8」の検索機能を改良したものである。Smart Searchでは、PCやタブレット、アプリ、「SkyDrive」クラウドストレージ、ウェブなど、多様なソースから検索結果を収集することができる。検索結果はグループ化もされるため、Windows 8よりも使用しやすいものになっている。
「単一のキャンペーン設定で、広告主は『Bing』、Yahoo、そして新しいWindows Searchのすべてにわたって、消費者の検索内容に関連性の高い広告を提供し、消費者とつながることができる」とPann氏は述べた。「さらに『Bing Ads』には、ウェブサイトのプレビュー表示に加えて、サイトリンク、場所、内線電話番号などの最新の情報が含まれるため、消費者にとっては目的の達成が、また、広告主にとってはクオリファイドリードの増加がより簡単になる」(Pann氏)
Smart Searchは非常に多くの異なるソースを参照するため、Microsoftが同機能を広告に最適な場所であると考えるのはごく自然なことである。ウェブからの検索結果には既に「Powered by Bing」と表示されている。したがって好むと好まざるとにかかわらず、広告はMicrosoftとその広告主らにとって論理的な次のステップである。
Microsoftはこれを、「Windows」ユーザーにとっての利点だとしている。
「これまで述べてきたとおり、当社の目標は、われわれの顧客がより容易に検索広告を使用できるようにしつつ、消費者には達成しようとしている目的に対して、最も関連性の高い結果を表示することで最良のエクスペリエンスを提供することである」とPann氏は付け加えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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