日本交通とFULLERは7月3日、タクシー料金検索Androidアプリ「タクシーおじさん料金検索」の提供を開始する。利用は無料。
タクシーおじさん料金検索は、FULLERが提供するスマートフォン管理アプリ「ぼくスマホ」のキャラクターである「おじさん」がタクシー料金を計算してくれるアプリ。
出発地と目的地をキーワードや地図から指定すれば料金を検索できる。深夜料金や有料、高速道路などの条件も選択できる。料金検索には日本交通の提供するスマートフォンアプリ「日本交通タクシー配車」「全国タクシー配車」で利用されているエンジンを採用する。料金検索後にはこれらのアプリと連携してタクシーの手配が可能。
両社が出会ったのは、Evernoteが1月に主催した開発者向けイベント「Evernote Hackathon in Tokyo」。ここからそれぞれの強みを生かしたサービスの提供に向けて話をしてきたという。
日本交通代表取締役社長の川鍋一朗氏は、「多くの会社は意思決定する人がみな中年の男性なので、女性や若者へのアプローチは永遠の課題。そこで、若いベンチャーの力を借りてみようと思った」と連携の経緯を説明。「10人のベンチャーと5000人の会社のコラボが停滞する日本の起爆剤になる」(川鍋氏)と期待を語る。
FULLER代表取締役CEO渋谷修太氏も「ものづくりに会社の規模の違いは関係ない。今回の取り組みがきっかけとなり、日本にも大企業とスタートアップのコラボがどんどん生まれると嬉しい」としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」