Microsoftのゲーム部門を統括しているDon Mattrick氏が来週、Zyngaの最高経営責任者(CEO)に新しく就任するという。Zyngaの創設者であるMark Pincus氏が米国時間7月1日午後に発表した。
苦戦が続くソーシャルゲーム企業のZyngaは、AllThingsDの1日付けの報道を受け、同社ブログでこれを認めた。人気の高いゲームシステム「Xbox」を含む、Microsoftのゲームおよびエンターテインメント部門を統括していたMattrick氏は、Pincus氏の後任としてCEOに就任するとともに、Zyngaの取締役にも就任する。
「これまでの6年間を振り返り、起業家として製品チームとともに、多くのユーザーを楽しませ、つなぐことのできるゲームを開発し、最大のインパクトを与えてきたと実感している」とPincus氏は従業員宛てに記した。「(Kleiner Perkinsのベンチャーキャピタリストである)Bing(Gordon氏)と取締役会には常に、われわれのCEOとしてより良い役割を果たす人物を見つけられたならば、できる限りを尽くしてその人物を当社に招き入れると私は述べてきた。Don(Mattrick氏)がそのリーダーであると私は確信している」(Pincus氏)
Pincus氏は、低迷するネットワークを建て直すMattrick氏の手腕について述べている。Mattrick氏の統括の下、Xboxはインストールドベースで1000万台から8000万台に増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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