Foxconn(鴻海精密工業)は米国時間6月26日、株主総会でスマートウォッチのデモを披露したという。このスマートウォッチは、「iPhone」と無線接続することで、着信電話やFacebook投稿を表示することが可能だと、Want China Timesが報じている。また、同端末は心拍数や呼吸といったバイタルサインも記録できるという。そして、利用者のバイタルサインが最高の状態でない場合には、望ましいレベルにするための方法について端末がアドバイスを提供することも可能だ。
ほかにも機能がいくつか搭載される予定だ。鴻海精密工業会長の郭台銘氏は、同社のワイヤレスおよび医療研究部門が個人の健康状態を監視するために指紋認証機能を追加する計画であると述べたと、Watch China Timesが付け加えている。
Foxconn製スマートウォッチが披露されたタイミングは、同社が独自製品を打ち出そうとしており、広くうわさされているAppleの「iWatch」の登場をただ待っているだけではないという姿勢の表れだ。5月に掲載されたEconomic Timesの記事では、FoxconnがAppleのスマートウォッチを試験的な製造を目的として既に1000個受注したとされていた。しかし、Foxconnは自社ブランドの電子アクセサリの発売を計画することで、他社に部品を供給する以上の願望を持っていることを明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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