Microsoftは「Windows Azure」の各サービスに対し、「プレビュー」版の「正式運用」(GA)化を進めている。このほど正式運用となったのは「Windows Azure Mobile Services」と「Windows Azure Web Sites」だ。
Microsoftは米国時間6月26日から28日まで開催中の開発者向けカンファレンスBuild 2013において、2日目の基調講演でこれを発表した。
Windows Azure Mobile Servicesは、「Windows」「Windows Phone」「iOS」「Android」のアプリケーション開発者に、Azureクラウドへのデータ保存、ユーザー認証、プッシュ通知といった手法を提供するサービスだ。MicrosoftはWindows Azure Mobile Servicesプレビュー版を2012年8月に発表し、数カ月後にAndroidサポートを追加した。
Microsoftによると、プレビュー版の発表以来、Windows Azure Mobile Servicesを利用して構築されたアプリケーションは2万件に上るという。
同社は27日の基調講演でWindows Azure Web Sitesの正式運用も明らかにした。
Windows Azure Web Sitesは、開発者がウェブアプリケーションとサイトをWindows Azure上で提供できるようにするサービスだ。開発者は、Windows Azure管理ポータル、好みの統合開発環境(IDE)、「Windows PowerShell」か任意のOSで動作するCLIツールを利用するスクリプトによって、これを行うことができる。ユーザーはWindows Azure Web Sitesを利用することでスケールアップやスケールアウトが容易にできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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