Appleは米国時間6月24日、「iOS 7」のベータ第2版をリリースした。同ソフトウェアが最初に開発者を対象に提供されてからちょうど2週間が経過している。
今回の新バージョンには、バグ修正のほかドキュメントには記載されていない「改良点」のみが含まれるとされている。
しかし、今回のリリースで大きなものは、新たに同ソフトウェアの「iPad」(通常モデルと「mini」モデルの両方)向けバージョンが追加されたことだ。iOS 7の最初のベータ版は「iPhone」と「iPod touch」のみを対象としており、他の端末に対するサポートも今後追加するとAppleは約束していた。
同ソフトウェアを使用する開発者らはプライバシーに関する同意書に署名しなければならないが、それでも多数の開発者やいくつかのブログが、この新OSを実際に試用したさまざまな様子を投稿している。
一般リリースの前にベータ版を数回リリースするのがAppleの標準的なやり方である。同社はiOS 7を2013年秋に一般向けにリリースする予定だと述べている。ベータ版のリリース回数については、「iOS 6」の場合で2012年6月の発表から9月の一般リリースまでの間に4つのベータ版がリリースされた。
同ソフトウェアによって、Appleのボイスメモアプリケーションの改良版も復活した。同アプリは2009年の「iOS 3.0」からユーティリティとして組み込まれていたが、iOS 7の最初のベータ版には提供されていなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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