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ドコモ夏モデル、AQUOS PHONEとAQUOS PAD開発者に聞く--3端末のポイント

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 NTTdocomoのツートップ戦略により、Xperia AとGalaxy S4以外の端末は、埋もれがちになっている。しかし、その中でも気を吐いているのがシャープのAQUOS PHONEだ。特にAQUOS PHONE ZETA SH-06Eは、ツートップと比べても機能や性能に関しては見劣りするところはなく、指名買いされる程の人気を誇っている。

 そこで今回は、NTTdocomoの夏モデルにおいて、AQUOS PHONE・AQUOS PADの魅力や強化ポイントをシャープの技術者に聞いた。

左からAQUOS PAD SH-08E担当の丸山晋由氏、AQUOS PHONE si SH-07E担当の林里奈氏、AQUOS PHONE ZETA SH-06E担当の三枝卓矢氏、2013年夏モデル担当の小林繁氏
左からAQUOS PAD SH-08E担当の丸山晋由氏、AQUOS PHONE si SH-07E担当の林里奈氏、AQUOS PHONE ZETA SH-06E担当の三枝卓矢氏、2013年夏モデル担当の小林繁氏

高精細だけでなく省電力に寄与--2日以上もつスタミナスマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」

フルHD液晶ながらIGZO搭載により、省電力も実現したAQUOS PHONE ZETA SH-06E。通常使用なら1回の充電で2日間はバッテリが保つ
フルHD液晶ながらIGZO搭載により、省電力も実現したAQUOS PHONE ZETA SH-06E。通常使用なら1回の充電で2日間はバッテリが保つ

 IGZOを搭載し、4.8インチの液晶サイズながらフルHDを実現したAQUOS PHONE ZETA SH-06E。シャープ史上最高峰の性能を誇るだけでなく、ツートップモデルに対抗し得るだけのポテンシャルを持っている。

 IGZOの超高精細ディスプレイはフルHDを実現する高精細だけでなく、電力消費量を激減するスーパー液晶だ。通常の液晶では、HDからフルHDに解像度がアップするだけで、約2.25倍の画素数になり、それに応じた電力がかかる。それに対してIGZOは静止画表示時には、画面の更新頻度を落とすことで省エネを実現する。


「F値1.9の明るいレンズと光学式手ぶれ補正により、シャッター4段階分の効果があります。さらにボイスショットにより、シャッタータッチ時の手ブレも軽減しますよ」と小林氏

 「自動車で言うところのアイドリングストップのようなイメージだと考えてください。走っている時は普通に表示されますが、止まっている時はアイドリングを止めることで、余計なガソリンを使わないように、IGZOも電力を極力使わないようにしているのです」と通信システム事業本部パーソナル通信第一事業部 商品企画部 主事の三枝卓矢氏は語る。ちなみに、ツートップの一角はフルHDの解像度を持っていない。

 2600mAhの大容量バッテリとIGZOの低消費電力で2日間以上の稼働ができると言う。音楽プレーヤーとして使った場合は、75時間の再生ができるのだ。

特殊ネジを使っているので、店舗で交換することになるが、それでも取り外しはできるタイプなので、短時間でバッテリ交換ができる
特殊ネジを使っているので、店舗で交換することになるが、それでも取り外しはできるタイプなので、短時間でバッテリ交換ができる

 「カメラ機能もトップクラスの性能だと自負しています。とくにF値1.9の明るいレンズと光学式手ブレ補正により、シャッター速度換算で言うと4段階分速くしたのと同じくらいの補正能力を持っています。」(小林氏)。

 つまり、暗めの場所でも手ブレが起きにくいシャッター速度で撮れるうえ、万が一手ブレが起きてしまう状況でも、光学式手ブレ補正がフォローをし、失敗写真を激減すると言うのだ。画素数的には、前モデルのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eが1600万画素だったのに対して、今回は1310万画素と数値が下がっているように見えるが、レンズや新しい機能とのバランスを考えての数値となっているので、画質自体は大幅に向上している。

IGZOは静止画表示時に1秒間で1回動くだけ。さらに「FEEL artist」エンジンにより、消費電力を抑えている
IGZOは静止画表示時に1秒間で1回動くだけ。さらに「FEEL artist」エンジンにより、消費電力を抑えている

小型サイズでも性能はハイエンド並--扱いやすい「AQUOS PHONE si SH-07E」

カジュアルな小型モデルながら、性能はAQUOS PHONE ZETA SH-06Eに劣らないAQUOS PHONE si SH-07E。F値1.9の明るいレンズのカメラを搭載し、暗い場所でもキレイに撮れる
カジュアルな小型モデルながら、性能はAQUOS PHONE ZETA SH-06Eに劣らないAQUOS PHONE si SH-07E。F値1.9の明るいレンズのカメラを搭載し、暗い場所でもキレイに撮れる

 スマートフォンの高機能、高画質化の弊害として端末の大型化が挙げられる。携帯電話時代はいかに小型化するかが命題であった時代もあり、今でも小型モデルのニーズは高い。

 AQUOS PHONE si SH-07Eは、小型モデルを求めるユーザーにとって最適の一台と言える。「幅59mmでありながら挟額縁のフレームを採用したことで、4.3インチの大型液晶を搭載しています。さらにホームボタンや戻るボタンなどを画面外に配置しているので、画面内にあるモデルと比べ、より大画面に見えます」(通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部の林里奈氏)。

ホームボタンや戻るボタンは、画面外にある。画面内にあるモデルと比べると、画面サイズが広く使えるので、画面自体が大きく感じる
ホームボタンや戻るボタンは、画面外にある。画面内にあるモデルと比べると、画面サイズが広く使えるので、画面自体が大きく感じる

 AQUOS PHONE ZETA SH-06Eがハイエンドモデルだとすると、AQUOS PHONE si SH-07Eはエントリもしくは汎用モデルと言うことになるのだが、AQUOS PHONE ZETA SH-06Eとほぼ同等の性能も持っている。プロセッサはAQUOS PHONE ZETA SH-06Eと同じクアッドコアのCPUを使っており、カメラもF値1.9の明るいレンズを採用。本体サイズからバッテリ容量は2100mAhと少なくなっているが、実使用で2日以上持ち、音楽再生は63時間と容量以上の差はない。

 AQUOS PHONE si SH-07EはフルHDではなくHD画質だが、画面サイズからAQUOS PHONE ZETA SH-06Eと比較しても精細感が落ちた印象はなく、解像感は高い。AQUOS PHONE ZETA SH-06Eを選ぶかAQUOS PHONE si SH-07Eを選ぶかはもはやデザインの好みにゆだねても良いくらいのレベルだ。

フルHD地デジ試聴ができる7インチタブレット--書き心地の良い手書き入力でアナログ派も安心「AQUOS PAD SH-08E」

フルセグの地デジチューナを内蔵し、フルハイビジョン(1920×1080)で表示するAQUOS PAD SH-08E。快適な手書き文字入力も搭載
フルセグの地デジチューナを内蔵し、フルハイビジョン(1920×1080)で表示するAQUOS PAD SH-08E。快適な手書き文字入力も搭載

 NTTdocomoおける夏のタブレットはAQUOS PAD SH-08Eのみのリリースになる。言わばワントップ状態。もちろん、他に選択肢がないので、AQUOS PAD SH-08Eを選ぶしかないと言うものではなく、他にライバル機があったとしても、AQUOS PAD SH-08Eを選びたい機能を持っている。

 AQUOS PAD SH-08Eは、フルセグでの地上デジタル放送が楽しめる。WUXGAのIGZOパネルを使用しており、7インチサイズながら、高精細な映像を再現する。内蔵アンテナの感度も良く、電波の入りにくい鉄筋のビルの内部であってもしっかりと電波を受信し、映像の乱れもまったく起きなかった。

  • 充電ができる卓上フォルダにはアンテナの端子も付いている。AQUOS PAD SH-08Eの内蔵アンテナだけでは電波状況が悪い場所でも、キレイな映像を受信できる

 もうひとつの魅力として挙げられるのが、手書きでの文字入力だ。シャープは手書き電子ノート端末を発売するなど、手書き入力には一日の長があり、そのノウハウがAQUOS PAD SH-08Eにも受け継がれている。文字入力には適さない静電式のタッチパネルでありながら、感圧式で使うほどの極細のスタイラスが使用でき、細かい文字を書くことができる。

 「静電式でありながら、これだけ細かい文字が書けるのは、ノイズの低いIGZOを使用していると言うのが大きいですね。また、液晶を生産しているメーカーとして、設計からの調整ができるのも強みです。タッチの感度を上げてしまうと、どうしてもノイズが出やすくなってしまいますが、当社が誇るスーパーエンジニアによる微調整で、最適な状態で仕上げています」(通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部の丸山晋由氏)。

 ロック画面でもメモを書ける機能を搭載。瞬時に書けてこそのメモなので、いちいちロックを解除し、アプリが起動するのを待っているほどの余裕はない。実際のメモと同等以上の使いやすさが手書き入力の利便性を高めていると言うわけだ。

 ドコモタブレットの防水モデルとしても最軽量であり、使い勝手の良さにも力をいれている。回線はクロッシィとFOMA ハイスピードに対応。無料通話アプリではなく、デフォルトの状態で音声通話もできるので、AQUOS PAD SH-08E単体持ちでも十分に事が足りる。さすがに通話メインにするには大きすぎる感もあるので、フィーチャーフォンとの組合せが最適だ。

  • すぐにメモが必要な時は、起動したホーム画面に書き込むことができる。書き込んだデータはノートアプリに保存され、背景を消して、メモだけを残すことも可能だ

  • どんなに大きな文字で書いても、罫線の中に収まってくれる機能もある

  • 自分で描いた絵でスタンプを作れる。手描きの絵や文字だけでなく、撮影した画像からもスタンプは作れる

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