アップルは6月11日、Appleの年次開発者イベントWWDC 2013の基調講演「Apple Special Event」で第4世代のIntel Coreプロセッサ(開発コード名:Haswell)を搭載したMacBook Airを発表した。国内でも同日より販売を開始している。価格は9万8800円〜。いずれも4時30分現在、出荷予定日は「24時間以内」となっている。デザインに変更はない。
朝から夜まで持続する「All-day」バッテリライフ──として紹介された新Mac Book Airは、11インチモデルは最大9時間、13インチモデルは最大12時間駆動する。11インチモデルなら最大8時間、13インチモデルなら最大10時間、iTunesで映画が楽しめるとしている。スタンバイ時間は最大30日。
Intel HD Graphics 5000を装備し、これまでよりもグラフィックス性能は約40%向上したという。また、最新のWi-Fiテクノロジ、802.11acに対応し、同日発表されたAir Mac Extreme(1万9800円)やAirMac Time Capsule(2Tバイト:2万9800円〜)などの対応製品と接続すると、従来よりも3倍速くなるとしている。
11インチモデルは、1.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)Intel HD Graphics 5000、4Gバイトのメモリ、128Gバイトフラッシュストレージを搭載した「11インチ:128GB」モデルが9万9800円〜、256Gバイトのフラッシュストレージを搭載した「11インチ:256GB」モデルは11万8800円〜。+1万4700円で1.7GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)、+10400円で8Gバイトメモリを選択できる。
13インチモデルも、ディスプレイサイズ以外は11インチモデルと同じ構成だ。1.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)Intel HD Graphics 5000、4Gバイトのメモリ、128Gバイトフラッシュストレージを搭載した「13インチ:128GB」モデルが10万8800円〜、256Gバイトのフラッシュストレージを搭載した「13インチ:256GB」モデルは12万8800円〜。13インチモデルの最低価格は、従来と同じ。
また、11インチモデルと同様に、+1万4700円で1.7GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)、+10400円で8Gバイトメモリを選択できる。
米国での価格は、11インチモデルが128Gバイトで999ドル。256Gバイトで1199ドル。13インチモデルは128Gバイトで1099ドル、256Gバイトで1299ドル。
昨今の為替の影響を受け、iPadやiPodの値上げに踏み切ったアップルだが、MacBook AirはCPUが新しくなっても従来と同等の価格をキープしている。ただし、11インチモデルはラインアップから64Gバイトのフラッシュストレージモデル(8万8800円)がなくなったため、9万9800円からとなる。なお、やはりというべきかMac本体でも一部価格改定が行われているようだ。確認できたところでは、MacBook Proは約1万円アップ、iMacはおよそ2万円以上のアップとなっている。
なお、基調講演の詳細は、ライブブログで紹介している。
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