「Amazon Studios」に投稿された何千本もの脚本のうち、これまでに選ばれた作品はほんの一握りだが、Amazonは投稿されたストーリーにさらなる命を吹き込むことを可能にするプログラムを立ち上げた。
オンライン通販大手Amazonの「映画製作」部門であるAmazon Studiosは米国時間6月7日、無料のオンラインツール(ベータ版)をリリースした。このツールを使用することで、意欲的な映画監督やテレビ番組製作者は脚本のためのストーリーボードを作成し、登場人物やせりふを加えることができ、これらをほかの人々と共有することでフィードバックを受けることが可能だ。
Amazon Studiosのディレクターを務めるRoy Price氏は声明で「『Storyteller』は、映画製作のためのデジタルな舞台裏や俳優陣、小道具部門、編集補佐を提供する」と述べている。
Amazon Studiosには、提供開始から2年半の間に、1万4000本の映画の脚本や4000本のシリーズ番組のパイロット版が投稿されている。Storytellerは、こうした脚本をスキャンするか、ユーザー自身の作品の一部をインポートするほか、シーンの記述や配役可能な「出演者ら」を登場人物、小道具、バックグラウンドのライブラリから特定する。
完成したストーリーボードはAmazon Studiosで発表することができ、他のユーザーがそのプロジェクトにコメントすることが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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