台湾で現地時間6月4日から8日まで開催されていた「COMPUTEX TAIPEI」において、「Windows」のOEMメーカー数社から今後発売される小型の「Windows 8」タブレットが発表された。
Microsoftは「Windows 8.1」(開発コード名:「Blue」)において、小型デバイスでの利用を容易にするようないくつかの変更をWindows 8に対して行っていることを明らかにした。
COMPUTEX TAIPEIで同社のパートナー企業が発表した小型画面搭載の新デバイスとして、Acerからは8インチ画面を搭載した「Iconia W3」(フルサイズキーボードを装備)が、Lenovoからはスタイラスを装備した3G接続可能な8インチタブレット「MiiX 8」が、GigabyteとQuantaからそれぞれ、Advanced Micro Devices(AMD)の「Temash」と8インチ画面を搭載し、企業のニーズによってカスタマイズ可能なリファレンスマシンが、Inventecからは7インチのクアッドコアデバイスが出品されていた。
Microsoftがこういった次世代のデバイス向けとして力を入れている重要な変更に、ポートレート(縦向き)モードのサポート改善がある。同社におけるWindowsプログラム管理部門のコーポレートバイスプレジデントであるAntoine Lebond氏は、COMPUTEX TAIPEIにおける発言のなかで、ポートレートモードがどのようなものになるのかを解説した。
われわれは、Windows 8.1でポートレートモード特有の「Start」画面のレイアウトがよりうまく動作するよう取り組んだ。実際、搭載されるアプリはすべて、ランドスケープ(横向き)モードで動作するのと同様にポートレートモードでも動作する。
われわれは、デバイスのインターフェースのレベルではエッジ検出などの項目について取り組んだ。これにより、これらの端末でベゼルを小型化することを容易にし、このような端末を作るOEM企業などがまさに求めるデバイスを作れるようにした。そして、こうした端末上に搭載されるWindows 8.1は素晴らしいものとなるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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