サービスについて言えば、Googleは自由気ままに振る舞っているように見えることもある。だが時には、同社が顧客の言うことを聞くこともある。
開発者がカレンダーデータへのアクセスに使うAPIでオープンスタンダードの「CalDAV API」の場合、米国時間2013年9月16日をもって、ホワイトリストに登録されたパートナー以外は利用できなくなる予定となっていた。
Googleは6月5日、開発者からの抗議の声を受けて、このAPIに関する「開発者のユースケースについて理解を深め」たこと、および開発者に対してCalDAVをオープンのままにすることを説明した。
Googleはさらに、ウェブを通じて連絡先情報をやり取りするための「CardDAV API」についても、「オープン性の精神で」すべての開発者が利用できるようにしたと発表した。
Googleは、開発者がこれらのAPIにアクセスできる方法も変更した。CardDAV APIとCalDAV APIはいずれも「Google APIs Console」に統合され、OAuth 2.0認証に対応した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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