メディア機関であるBloombergは、7500万ドルのベンチャーキャピタルファンドを設立して新興企業に投資する計画だ。
「Bloomberg Beta」という名称のこのファンドが米国時間6月5日に立ち上げられる予定だと、さまざまなメディアが伝えた。一方VentureBeatは、同ファンドが既にNewsleやNodejitsu、Codecademy、Errplane、ProsperWorksなど9社に投資していると報じている。
VentureBeatが引用しているニュースリリースによると、独立系のこのファンドは「データから本質を導き出す」とともに、「作業体験をより良いものにしている」新興企業を重点的に取り扱うという。
Bloombergは以前から、同社製品に関連する企業を支援するインキュベーター「Bloomberg Ventures」を通じてハイテク企業に投資している。しかしその取り組みは、Bloomberg Venturesの共同創業者であるMatt Turck氏が3月に同ファンドを離れ、FirstMark Capitalのマネージングディレクターに就任したことで足踏み状態となっているようだ。
サンフランシスコに拠点を置くBloomberg Betaを率いるのは、ビデオゲーム用ハードウェアを製造する新興企業OUYAの会長であり、IGN Entertainmentの前社長であるRoy Bahat氏となる予定。またBahat氏の他に、Bloombergの幹部であるKarin Klein氏と、最近までTrinity Venturesのプリンシパルを務めていたJames Cham氏も同ファンドに参加することになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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