「Windows 8.1」のパブリックプレビュービルドが6月中にリリースされる予定となり、多くのユーザーは、Microsoftがどのようにアップグレードを提供する計画なのかを気にしている。
TechEd North Americaで行われた「Windows RT in the Enterprise」セッションので、Microsoft関係者がこの話題について、いくつかの詳細を明かした。
Microsoft関係者はこれまで、同社がWindows 8.1(開発コード名:「Blue」)のパブリックプレビュー版を6月26日に「Windows Store」で提供する予定だと述べてきた。
Microsoftのシニア・プロダクト・マーケティング・マネージャーであるMichael Niehaus氏は米国時間6月4日、同セッションでこのことを改めて語った。Windows 8.1のパブリックプレビュー版がリリースされたら、「Windows 8」および「Windows RT」のユーザーは「Windows Update」通知を受け取ることになる。そのアップデートを実行すると、Windows Storeにプレビュー版が表示されるようになるので、テストを検討しているユーザーは説明を読み、インストールするかどうかを判断できる。
RTM版を経てWindows 8.1の最終版がリリースされれば、プレビュー版をダウンロードした人も同様にWindows UpdateとWindows Storeの通知を受け取ることになる。無料のWindows 8.1最終版をインストールしてもユーザーのデータとアカウントは保存されるが、アプリはすべて再インストールする必要がある、とNiehaus氏は述べた。
テスターがWindows 8.1パブリックプレビュー版のインストール後にデバイスをWindows 8に戻す選択をした場合でも、Windows 8.1のRTM版に移行する際は、アプリを再インストールする必要がある。
プレビュービルドをインストールせずにWindows 8やWindows RTからWindows 8.1へ直接移行することを選択したWindows 8ユーザーについては、アプリの再インストールは不要だ。筆者が話を聞いた広報担当者によると、すべての設定とデータ、アプリは引き継がれるという。Microsoft関係者は、ユーザーがWindows 8やWindows RTからWindows 8.1の各バージョンへの移行をいつ実行すべきか、また実行すべきか否かを自分で決めることができると強調した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」