NTTデータ、バンダイナムコスタジオ、NECビッグローブ(BIGLOBE)、ヤフーの4社は6月3日、アジャイル開発の組織導入のノウハウを共有することを目的に、企業間アライアンス「日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーション」を設立したことを発表した。
加盟企業4社は今後、アジャイル開発を浸透・定着させるために各社が実施した事例を共有するほか、そこで見えた共通点を最良の方法としてまとめ、浸透させていくことで推進業務の効率化を図る。
また、アジャイル開発のトレーニングプログラムなどを共同開発し各社の教育コストの削減を狙うほか、アジャイル開発のメリットを最大限に生かす組織構成や環境、人材マネジメント方法の調査研究を行う。さらに、共同イベントの開催なども予定しているという。
これらの取り組みの実現にむけて、まずは2013年度内にアジャイル開発トレーニングの場を共通化し、加盟企業各社のトレーニングを受講できる体制を作る。同時に日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーションしての組織体制を整備し、他企業の参加を可能にするとしている。さらに、日本発の知見の海外発信も視野に入れているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」