AppleのWorldwide Developers Conference (WWDC)開幕を米国時間6月10日に控え、同社のモバイルおよびデスクトップ向けOSのアップデート以外に何が発表されるのかについて、憶測が渦巻いている。
KGI Securities のMingchi Kuo氏によると、Intelの新型「Haswell」プロセッサをベースとする薄型化した「MacBook Pro」と、マイクが改良された「MacBook Air」がWWDCで登場するという。Kuo氏は、Appleの動向を追っている最も正確なアナリストの1人だ。
最新のレポートで、Kuo氏は以下のように述べている。
われわれは、Intel(米国)のHaswellプロセッサにアップグレードしたMacBookが、6月10日からのWWDCでAppleの注目点になると予想している。新型プロセッサのほか、各製品ラインについて以下の改良が予測される。
MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、やや薄型になり、カメラも改良される。13インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルには、携帯性を向上させるためにやや薄型のフォームファクタが採用される。さらに、カメラの仕様はHDからフルHDにアップグレードされる。これにより、高解像度Retinaディスプレイでの「FaceTime」とビデオ会議の質が向上する。
さらにKuo氏は、MacBook Airについて、マイクがMacBook Pro Retinaディスプレイモデルと同様に設計された内蔵デュアルマイクにアップデートされるとしている。電話よりもマイクとの距離が遠くなるノートPCで会話する人が増えており、より高性能なマイク技術が必要とされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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