韓国エレクトロニクス大手のサムスンは現地時間5月30日、「GALAXY S4 mini」を発表した。GALAXY S4 miniは、人気の同社ハイエンド「Android」端末のローエンド版となり4.3インチスクリーンを搭載している。
サムスンはスマートフォンの大型化を絶えず進めてきたが、「GALAXY S4」の5インチスクリーンを皆が受け入れているわけではない。また、今回の新モデルにより、サムスンは、価格により敏感な消費者向けの市場で足場を確保することが可能になる。ただし、同社は、この端末の価格と発売時期を明かしていない。
この端末は、写真の撮影および整理、コンテンツの共有、テキストの翻訳をするためのツールのような、S4に搭載されるソフトウェア機能の多くを搭載しているが、ハードウェア面では劣っている。
S4 miniモデルは軽量化されており、130gのS4に比べて107gとなっている。また、S4の1.9GHzクアッドコアプロセッサに対して1.7GHzデュアルコアプロセッサを搭載し、2600mAhバッテリに対して1900mAhバッテリを採用している。
さらに、カメラは、S4の13メガピクセルに対してS4 miniでは8メガピクセルとなっている。
S4 miniは、「Android 4.2.2」(開発コード名「Jelly Bean」)を搭載している。サムスンは、4G LTEバージョン、3G HSPA+バージョン、3GデュアルSIMバージョンを販売する予定だ。
S4 miniは、ブラックとホワイトの2色で提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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