「Google Glass」向け顔認識API、新興企業Lambda Labsが開発中

Tim Hornyak (Special to CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)2013年05月28日 10時51分

 プライバシー上の懸念について米連邦議会議員がGoogleに質問状を送付するなど、議論を呼んでいる「Google Glass」向けに、サンフランシスコの新興企業が顔認識用のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を準備している。

 Lambda Labsが開発する「Google Glass Face Recognition API」は、今週にも開発者向けに公開される予定だと、TechCrunchがLambda Labsの共同創設者Stephen Balaban氏の発言として報じている。

 Lambda Labsは2012年にオープンソースの顔認識APIを公開しており、すでに1000の開発者や大手企業が利用しているという。

 Google Glass用アプリはこのAPIをベースにしたものになる。同アプリを使えば、群衆の中の顔を認識したり、会った相手の顔データを保存したりできる。人の名前や顔を覚えるのが苦手な人にはありがたいが、プライバシーを懸念する人にとってはあまりありがたくない話だ。

 このアプリは記憶を助けるだけでなく、自分と同じ興味や関心を持つ人を見つけ出すことにも使える。会合で出席者の顔を調べて、「交流会で共通の関心を持つ人を表示する」といったことができる。さらに、物体を認識する機能も備えるという。

 こうした機能が、Google Glassで写真を撮り、それをリモートサーバーに送って問い合わせるという形ではなく、リアルタイムで動作するのかどうかはわかっていない。また、Googleが顔認識アプリを許可するのかどうかも不明だ。

 「これはGoogle Glass向けの初の顔認識ツールキットであるため、Googleやプライバシーを懸念する議員らがどのような反応を示すかは全くわからない」というBalaban氏のコメントをTechCrunchは伝えている。

 しかし、Google Glassの広報担当者は米CNETの取材に対し、Googleのアプリケーションストアで顔認識アプリを許可する予定はないと述べている。

 また、The New York Timesの記事では、Google Glassの製品管理担当ディレクターを務めるSteve Lee氏が次のようにコメントしている。「一貫して述べているように、強力なプライバシー保護策を講じられない限り、われわれが自社サービスに新たに顔認識機能を追加することはない」


Lambda LabsのGoogle Glass向け顔認識APIによって、Tiger Woodsほど有名ではない人を認識することもできるようになるかもしれない。
提供:Lambda Labs

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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