MSとグーグル、「Windows Phone 8」向け「YouTube」アプリ構築で合意

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2013年05月25日 10時13分
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 MicrosoftとGoogleは、「Windows Phone 8」向けの「YouTube」をめぐり、最近明らかになった小競り合いにおいて妥協点を見いだしたようだ。


 MicrosoftとGoogleは米国時間5月24日、Windows Phone 8向けのネイティブなYouTubeアプリを構築する予定であると発表した。新たなアプリは、Googleの利用規約を満たしたものになり、Googleの広報担当者によると、「今後数週間」のうちに「Windows Phone Store」で提供されるという。

 GoogleとMicrosoftの間で最近起こった確執の経緯を確認しておくと、Microsoftは8日にWindows Phone 8向けに独自に開発したYouTubeアプリを発表した。ところが、同アプリがGoogleの利用規約に違反し、広告を表示せず、動画のダウンロードを可能にしたことが問題になった。GoogleはMicrosoftに対してアプリの削除を求める書簡を送り、一方のMicrosoftは23日になって同アプリをアップデートした。これにより、動画のダウンロードは停止されたものの、広告は依然として表示されない。

 両社はこの日、この問題における今後のそれぞれの対応について、いずれも明らかにしなかった。

 筆者は24日、GoogleとMicrosoftによる次の共同声明を受け取った。

 「MicrosoftおよびYouTubeは、新たなWindows Phone向けYouTubeアプリのアップデートに向けて共同で取り組んでおり、広告の表示も含めたYouTubeのAPI利用規約に対する順守を今後数週間のうちに可能にする予定だ。Microsoftはそれまでの間、Windows Phone Storeで公開している現行バージョンのYouTubeアプリを従来のバージョンに差し替える予定だ」

 この暫定期間中はMicrosoftとYouTubeの両社が新たなアプリの開発する一方で、Microsoftは8日にリリース(23日にアップデート)された自社開発のWindows Phone向けYouTubeアプリを、機能がそれほど充実しておらず、外観もさほど優れていないHTML版の旧バージョンに差し替える予定だ。

 Googleは、Windows Phone向けに完全に動作するYouTubeアプリを作成する上でMicrosoftが必要としていたAPIを利用できないようにしてきた。Microsoftは、このことに対して不満を訴えてきた。このAPIとは、モバイル版YouTubeアプリの構築を考えているモバイルアプリベンダー向けにGoogleが公開しているAPIである。筆者はGoogleとMicrosoftに対し、新たなアプリの共同開発に向けて両社が利用する予定のAPIが、まさにこの公開APIなのかどうか確認しているが、回答は得られていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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