サンフランシスコ発--「Google Glass」は現時点で5色用意され、はめ込み式のサングラスバイザーがあるが、度付きレンズ付きの「Explorer Edition」は提供されていない。ということは、筆者のようにメガネをかけている人なら、コンタクトを用意するか、自分のメガネのフレームの上にGlassを重ねてかけることになる。だが、2014年にはそうした状況が変わるかもしれない。
よく目を凝らさなければならなかったが、「Google I/O」の会場には度付きメガネと合体したGlassのプロトタイプを実際に装着しているGoogle社員が数人いた。Google社内で設計されたこれらのプロトタイプは、すっきりとしたモダンなラインで、実に格好よく見えるが、Ray-Banのメガネとはちょっと違う。Google GlassのエンジニアであるMark Shandy氏は、親切にもGlassが合体したこの度付きメガネを見せ、これまでの感想を語ってくれた。
Google Glassの設計分野にWarby Parkerが参入する可能性が既に報じられているが、こうした初期段階でのフィードバックを参考にして、Google社内のデザインチームが見栄えのよいメガネを考案するのはよい機会だ。ただし、これらのフレームを一般的な度付きレンズに合わせることがどの程度容易にできるのかはわからない。
一方で、Google Glass付きメガネのプロトタイプには、大きなマイナス面が2つある。Glassハードウェアは取り外せないので、よくても2番目のメガネにしかならない。さらに、折りたたむこともできない。現行のGlassのように、サンバイザーのようなアームは曲げられず、ポケットにはとても入れにくい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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