Googleは、同社はウェブ版「Google Maps」を再構築し、より没入的でソーシャルな新バージョンを完成させたと述べている。
この新バージョンは、Googleのモバイルへの取り組みを手本にしており、地図内に検索ボックスを設置したり、カード(Google版のインタラクティブな情報ウィジェット)を活用したりしている。
ユーザーが地図上の場所をクリックすると、それらの地域に関する情報がカード上に表示される。その情報にはナビゲーション情報も含まれ、自動車を利用した場合と公共交通機関を利用した場合の所要時間の比較が1カ所に表示される。Mapsはソーシャル関連の検索結果も提供し、友達がレビューした場所を表示する。
Mapsのインターフェースには3Dビューが追加されており、Googleによれば、特別なソフトウェアやブラウザプラグインは不要だという。この体験は、Googleが「Google Earth」アプリで提供している機能に似ている。実際のところ、ユーザーは極限まで縮小すると、雲の様子がリアルタイムで表示される地球全体の画像を見ることができる。
ほかにも、「Photosphere」の画像をGoogle Mapsにアップロードできる新機能が追加されており、Googleはこの機能をユーザー生成型のストリートビューと呼んだ。これらの画像は場所別にアップロードすることが可能で、人々が閲覧できるほかの情報を追加することも可能だ。
Googleは今週、同サービスの新バージョンをプレビュー公開する予定だ。ユーザーは米国時間5月15日より、プレビューへの参加登録を行うことができる。Googleは16日から招待状の送付を開始する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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