Googleは、サムスンの「GALAXY S4」を、サムスンのソフトウェアを搭載せずに「Android」のみを搭載するアンロック版として649ドルで提供することを明らかにした。
Google I/Oに集まった開発者らの称賛を浴びたこの動きは、市場の隙間を狙ったものだ。Googleは基本的に、サムスンの最新スマートフォンを「Google Play」ストアで米国時間6月26日から販売し、同端末を「Nexus」として扱うことになる。同端末はアンロック版で、LTEをサポートし、AT&TおよびT-Mobileで利用可能となる予定。
Androidの製品管理担当バイスプレジデントを務めるHugo Barra氏によると、GoogleはAndroidの最新アップデートを迅速に提供する予定でもあるという。
今回の動きは、Googleとサムスンの両社にとって有益な提携である。サムスンは、GALAXY S4販売台数を増加させることになる。Googleは、Androidのみが搭載された端末を求めるユーザーに対して、同社のNexusプログラムを拡大することになる。
このアンロック版のGALAXY S4がどれだけの販売台数を達成するかは追跡する価値がある。アンロックされたNexus仕様のこのGALAXY S4によって、Googleがアップデートを提供する純粋なAndroid搭載端末の市場規模が明らかになる見込みだ。
Androidのみを搭載することによって、サムスンのGALAXY S4の価値提案に変化が生じるだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?