Googleは、開発者向けの新機能をいくつか追加することで、「Android」および「iOS」プラットフォーム上のゲーム機能を少し改善しようとしている。最大の新機能は、クラウド保存サービスだ。ゲームの進捗状況をGoogleのサーバ上に保存し、ゲーム活動を端末間で同期することができる。
またGoogleは、新しい対戦相手検索サービスを追加した。Appleの「Game Center」と同様に、ライブゲームやターン制ゲームの対戦相手をマッチングすることができる。AndroidとAppleのiOSの両方に対応するという。Google I/Oの基調講演での同機能のデモは、クラッシュして失敗に終わったが、ネットワークの状態がそれほど厳しくなければ正常に動作すると同社は述べている。
その他の新機能としては、スコアとランキングの表示などがある。
新機能をいち早く利用する開発企業として、Gameloft、Glu、Ironhide Games、Miniclipなどが名を連ねている。
今回の新機能は、米国時間5月15日に開催されたGoogle I/Oの基調講演で発表された。Androidバージョン2.2以降を搭載する端末を対象に提供される予定である。ゲームに関するGoogleの計画については、先週末に詳細情報がリークし、Android Policeで報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果