500Startupsのインキュベーションプログラムに2組の日本発スタートアップが採択

岩本有平 (編集部)2013年05月16日 19時25分

 米国西海岸のインキュベーターである500 Startupsが手掛けるインキュベーションプログラム「Bacth 6(第6期)」の参加スタートアップが米国時間5月14日に発表された。

 プログラムは4月15日より開始されており、全28社のスタートアップが参加している。20社が米国外からの参加。1人以上の女性創業者がいる会社が8社と個性豊かな構成となっている。

 日本からもAppSociallyWHILLの2社がプログラムに参加している。

 AppSociallyは、ABテストの実施やユーザーの行動、コンバージョンなどをトラッキングできる機能を提供することで、アプリのユーザー獲得を実現するサービスを提供する。すでにリクルートやエキサイトなどの国内企業を顧客として抱えるが、今後は米国でのマーケティングに注力する。ファウンダーである高橋雄介氏は、Open Network Lab(Onlab)のインキュベーションプログラムの第1期メンバーでもある。

 WHILLは、車いす利用者や高齢者向けの次世代パーソナルモビリティを開発するスタートアップだ。CEOの杉江理氏は元日産自動車のデザイン部門出身。そのほか、元ソニー、元オリンパスのエンジニアなどでチームを構成している。WHILLもOnlabのプログラムに採択されており、第5期のメンバーとなっている。

 500 Startupsのプログラムには、これまでにもSearchManTokyo Otaku ModeHapyrusなどの日本発スタートアップが採択されている。

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