「Google Drive」がさらに大幅に魅力的なものとなった。少なくともクラウドストレージ容量にお金を支払いたくないと思う一般ユーザーにとってはである。
一般ユーザーアカウントと「Google Apps」ユーザーで、条件は少し異なる。
まず一般ユーザーに対しては、無料ストレージ容量が5Gバイトから15Gバイトに拡大される。
これによって、Google Driveだけでなく「Google+」や「Gmail」においてもデジタルコンテンツ(大容量の添付ファイル、ドキュメント、写真など)を保存するための容量が拡大される。
Google Driveチームの製品管理ディレクターを務めるClay Bavor氏は米国時間5月13日午前のブログ投稿で、Gmailに対して10Gバイト、それ以外にDrive専用に5Gバイトというよりも、より「統合された」ストレージサービスになっていると説明した。
例えば、Gmailを多用するが写真はあまり使用しないユーザーや、Driveストレージ容量の上限は増加しているがGmailでは2Gバイトしか使用していないユーザーがいるかもしれないが、今後はそのようなことは関係なくなる。ストレージが任意の目的に使用できるようになるからだ。
Gmailに対する上限25Gバイトのアップグレードプランは廃止されるとBavor氏は付け加えた。一般ユーザー向けのアップグレードプランは、月額4.99ドルの100Gバイトからとなる。
Google Appsユーザーの場合、エンタープライズユーザーにはDriveとGmailで自由に使用できる30Gバイトの統合ストレージが提供される。
ストレージは、Google+にアップロードされた2048pxを超える写真に対しても共有される。「Docs」「Sheets」「Slides」で作成されたファイルは、このストレージ容量にカウントされない。
Googleは具体的な日程を発表していないが、数週間のうちに上記の変更が導入される見込みだ。
今回の発表のタイミングもGoogleにとって好都合だ。これによって、15日からサンフランシスコのモスコーンセンターで開催される同社の年次開発者会議「Google I/O」において、他にも大きな発表があるかもしれない可能性を示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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