Googleは米国時間5月9日、自社ブログへの投稿で、「Google Drive」のユーザーはウェブサイト上に配置された「Save」ボタンをクリックすることで、該当サイトから直接「My Drive」にファイルを保存できるようになったと発表した。
Google Driveおよび「Google Apps」のデベロッパーアドボケイトであるNicolas Garnier氏は同ブログ投稿で「われわれがウェブにアクセスする理由は、学校の研究プロジェクトから、暇つぶしに流行を追いかけることまでさまざまだ」と述べたうえで、「そして自分にとって適切な何かを見つけた際、それが直近の給与明細か、ちょっとした可愛らしい写真であるかにかかわらず、後々のために保存したり、後で友人たちと共有しようと考えるかもしれない」と述べた。
この機能に対応しているウェブサイト上に表示された「Save」ボタンをクリックすると、ダイアログボックスがオープンし、該当ファイルを保存するかどうかの確認が求められる。ここでもう一度「Save」をクリックすると、該当ファイルがMy Driveの最上位階層に追加される。なお、このダイアログボックスからはファイル名の変更や、フォルダ内への格納は指示できない。そういったことを行うには、いったんMy Drive内にファイルを格納する必要がある。
この「Save」ボタンは、「Google Drive on the web」をサポートしているブラウザ、すなわち「Chrome」や「Firefox」「Safari」「Internet Explorer 9」「Internet Explorer 10」で利用可能となっている。
Googleのブログ投稿によると、既にBigstockやDelta Dental、Fotolia、O'Reilly、Outbox、ZenPayrollなど一部の企業が自社ウェブサイトでこのボタンを使用しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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