Microsoftの「Office Web Apps」チームは、「Microsoft Office」部門の他のチームと同様に、新しいアップデートをもっと多く、より頻繁にリリースする方向に向かっているようだ。
Office Web Appsチーム(社内では「Web Applications Companion」、略して「WAC」というチーム名も使われている)は米国時間5月7日のブログで、Office Web Appsが「2014年以降」に搭載する新機能の一部について書いている。その中には、「Android」搭載タブレットでの「Google Chrome」の正式サポートや、「PowerPoint Web App」を皮切りとする(「同時」ではなく)リアルタイムの共同オーサリングが含まれる。
Microsoftの幹部も以前、「Yammer」との統合はOffice Web Appsについても2013年秋から進めていくと述べていた。具体的には、Office Web Appsの「Word」「PowerPoint」「Excel」で作成された文書をYammerで編集または共同編集できるような統合を考えているという話だった。
筆者が目にしたMicrosoftの社内ロードマップ(2013年初めの時点で最新のものだったと思う)から判断すると、MicrosoftによるOffice Web Appsの次期アップデート第1弾は「Gemini wave 1.0」の一環として2013年10月頃にリリースされるだろう。Office Web Appsの別のアップデートはそれから1年後の2014年10月頃(「Gemini wave 2.0」)と見られる。
「Gemini」は、今後行われる一連のMicrosoft Officeアップデートを指す開発コード名で、第1弾は「Windows Blue」とほぼ同時期になる。筆者の情報源によると、Gemini wave 1.0にはOffice Web Appsの一部に加えて、Word、Excel、「OneNote」、PowerPointの新たな「Metro」スタイルWindows Storeアプリ版が含まれるという。だが、MicrosoftからはGemini関連のことについてコメントが得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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