Appleとサムスンの特許侵害訴訟を担当してきた米連邦地方裁判所のLucy Koh判事は、2012年8月にAppleに対して認めた損害賠償請求の額のうち4億5050万ドルについて、新たな審理の中で再計算する管理命令を出した。
裁判所の書類によると、米国時間11月12日に始まる予定の新たな審理では、当初の特許訴訟で陪審が認定した賠償金額が不当かどうかが判断されるという。Koh判事は以前に、陪審による損害賠償認定は一部誤って算定されており、新たな審理によって初めて、Appleに対して認められる最終的な損害賠償額が決定されると述べた。
新たな賠償認定額は4億5050万ドル前後になる可能性がある。これは、Koh判事が陪審の判断を覆した後に、当初の損害賠償請求額10億5000万ドルから除外された金額だ。同判事は、陪審の判断が、関連する法および特許の問題に対する誤った理解に基づいていたと考えていると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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