米Yahooの混乱期に会長に就任したFred Amoroso氏が、同職を辞任した。同社が米国時間4月25日に発表した。
Amoroso氏は6月25日に開かれる同社の年次株主総会まで取締役会に留まるが、再選を求める意思はない。クラウドベースの電話サービスを手がけるLiveOpsの元最高経営責任者(CEO)、Maynard Webb Jr.氏が暫定会長に任命された。
Marissa Mayer氏は声明で、「この1年間、FredはYahooにとって素晴らしい会長だった。そして、私がYahooのCEO職を引き受けたときのFredの信頼と指導に私は個人的に感謝している」と述べた。
Amoroso氏は、会長就任から1年も経たないうちに辞任したことになる。
Amoroso氏がRoy Bostock氏の後任としてYahooの取締役会長に就任したのは、(CEOだった)Scott Thompson氏がコンピュータサイエンスの学位を取得したと詐称したスキャンダルで辞任した一件を含む混乱期のことだ。
Thompson氏の後任にはRoss Levinsohn氏が指名された。そして、一部報道によると、Amoroso氏はそのとき、Levinsohn氏が同社の恒久的なCEOになることを望んでいると職員に話したという。しかし、取締役会はLevinsohn氏ではなく、Googleの初期の従業員だったMarissa Mayer氏を新CEOに選んだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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