Googleは先週、「Google Glass Explorer Edition」プロトタイプを1カ月以内に開発者に提供すると約束していた。しかし1カ月というその待ち時間は、わずか数日に変わった。
Googleは米国時間4月15日、同デバイスの予約リストに名を連ねている人たち全員に電子メールを送り、1500ドルという価格の同デバイスのいくつかは既に製造ラインを離れたと伝えた。この電子メールの画像は、AnandTechのBrian Klug氏によってTwitterに投稿されている。
同社はこの電子メールで「われわれは、Glass Explorer Editionに心血を注いできており、今回素晴らしいニュースをお伝えできる。ハードウェアもソフトウェアも、あなたの手に届けられるところまでこぎ着けた」と述べ、「われわれはちょうど今、製造ラインからいくつかのデバイスが完成して出てきたところを目にしている」としている。
Googleはすべてのデバイスの出荷準備が整うまで待つのではなく、何度かに分けて開発者に発送していく予定だ。同社は「われわれは全員に行き渡るだけの数量を製造しているが、本日発送できるようになったのはそのほんの一部だ。このため、何度かに分けて順次お知らせすることになる」と記している。
Google Glassは同社のウェアラブルな拡張現実プロジェクトだ。同デバイスは、動画の録画や、写真の撮影、チャット、道案内、ウェブ検索など、数多くのことが行える眼鏡という形態で提供される。Google Glassの一般発売は2013年内の予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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