Dropboxは米国時間4月10日、同社の法人向けクラウドストレージサービスのよりITフレンドリーなバージョンを提供開始した。法人顧客を重視する姿勢をさらに示す動きだ。
同サービスの名称は「Dropbox for Business」となり、これまでの「Dropbox for Teams」よりも具体的な名称になった。同サービスには、無料の一般ユーザー向け製品もあり、こちらは有料のビジネスサービスで費用がまかなわれている。
Dropbox for Businessには、シングルサインオン機能が搭載された。これによって、各ユーザーのパスワード数を減らしつつ、IT管理者のセキュリティは引き続き確保される。Dropboxによると、これは顧客からの要望が最も多かった機能の1つだという。今回の新サービスでは、Ping Identity、Okta、OneLogin、Centrify、Symplifiedといった複数のパートナーとの提携によって、これを実現している。
Dropboxの法人顧客は200万社を超え、1週間あたりの保存ファイル数は6億を超えるという。同社は、企業に対する同社の魅力を明確に認識しており、企業向けの新しい機能を提供することによって、これらの企業による継続利用を確実に維持できるようにしたいと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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