Reutersの報道によると、スマートフォンとタブレットでのテキスト選択に関するAppleの特許をサムスンが侵害したという判断を、米国際貿易委員会(ITC)の行政法審判官が示したという。
ただこの仮決定では、マイク端子にほかのデバイスが接続されたことを検出可能にするAppleの特許を、サムスンは侵害していないとされている。
今回の判断は米国時間3月26日に下されたが、4月4日遅くまで内密にされていたとReutersは伝えている。
ITCは1月、Appleが保有する複数の特許をサムスンのいくつかの製品が侵害したとする仮決定について、サムスンの申し立てを受けて見直すことを決めていた。
ITCは仮決定の一部をThomas Pender審判官に差し戻した。しかし、今回の判断からすると、サムスンの思惑通りには事が運ばなかったようだ。
この件はITC委員全体での投票にかけられ、今回の仮決定を支持するか覆すかが決まる。投票は8月になるとみられる。
ITCがAppleを支持すると、サムスンは特許を侵害している製品の米国における販売を禁止される可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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