UPDATE Microsoft関係者らは、「Windows Blue」の正式名称を決定したようだ。筆者の情報筋の1人によると、正式名称は「Windows 8.1」になるという。
Windows Blueという開発コード名で開発されているBlueのクライアント版は、「Windows 8」のアップデートであり、2013年8月ごろに製造工程向けにリリースされると見込まれている。筆者もブログに数回記したとおり、MicrosoftはBlueを「Windows 9」ではなく、Windows 8の流れを汲む1つとして位置づけようと計画している。
TwitterユーザーのRoman L.氏(@AngelWZR)は米国時間4月2日午前、1週間前にリークしたものよりも新しいWindows Blueのビルドと見られるスクリーンショットへのリンクをツイートした。1週間前にリークしたのはbuild 9364で、今回のものは9375である。AngelWZRのスクリーンショットには、「Windows 8.1 Pro」というラベルが付けられている。このスクリーンショットは、Winforum.euから取得したものである。
「エイプリルフールのジョークではおそらくないだろう」とAngelWZRはツイートしている。
筆者のBlue関連の情報筋は、MicrosoftがWindows 8.1のアップデートをリリースする際のトップレベルブランド名は「Windows 8」になると述べている。Microsoftの「Windows Phone」関係者らが「Windows Phone 7.5」(開発コード名「Mango」)のリリースについて、「Windows Phone 7」ファミリの1つであると述べていたのと同じだ。
筆者の情報筋は、Microsoftが「Windows RT」に対するBlueアップデートを「Windows RT 8.1」と名付ける計画だとも述べている。
Windows 8とWindows RTの既存ユーザーに対し、MicrosoftがBlueへのアップデートを有料にするつもりかどうかについては不明である。
Windows担当最高財務責任者(CFO)を務めるTami Reller氏などのMicrosoft幹部らは、MicrosoftがWindows 8をワンシーズン限りのものではないとみなしていると繰り返し述べてきた。Reller氏は、MicrosoftがWindows 8を「複数シーズンにわたって販売される」製品であると考えていると述べている。したがって、Blueが「Windows 9」ではなく「Windows 8.x」と名付けられるのは理にかなっている。
Microsoftが本当にBlueの名称をWindows 8.5や8.7ではなくWindows 8.1にしたとすれば、今後数年間の間に毎年リリースされるWindowsクライアントの名称がWindows 8.Xになるとしても、筆者は驚かない。
Microsoft関係者らはBlueについて、同社が次に提供する一連の製品群を指す開発コード名であることを認めた以外に、何もコメントしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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