たいていの場合、3という数字には素晴らしい力がある。しかし、中国政府とAppleについての話をする場合には、この限りではない。この3日間、中国政府の統制下にあるメディアは、うわべではAppleの製品保証ポリシーに関する話であるとしながらも、同社への批判を展開している。
The Wall Street Journalは、Appleのポリシーについての同社の説明が「ごう慢」であるとする人民日報の記事を引用している。この表現は同社の動きを追いかけている人々にとって衝撃を受けるものではないかもしれないが、同国の公式機関がAppleにほこ先を向けるようになった理由は定かではない。
現地時間3月26日付けの人民日報に掲載された「Appleは修理に関する苦情にまともに取り合おうとしなかった」という見出しの記事では、Appleによる修理及び保証ポリシーの対応に見られる「中国の消費者に対する冷遇」についての不満が述べられている。
中国では、消費者は電子部品の交換には応じてもらえるものの、本体は交換してもらえない。一部の人々は、それを不公平だと考えている。Appleは23日に同社ウェブサイト上で、中国における差別的な対応を否定した。しかし同社は、本体を交換してもらえないという具体的な事例については何も言及していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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