「Windows Blue」でどのような変化が予想されるのかについて、より多くの興味深い情報がリークされている。Windows Blueは、Microsoftが次に予定している「Windows」の大規模なアップデートだ。
The VergeのTom Warren氏が、ポーランド語の「winforum」サイトに米国時間3月24日に投稿されたスクリーンショットを引用して伝えたところによると、「Build 9364」と呼ばれるプレリリース版のスクリーンショットとされる画像では、Windows 8の「Start」画面に大型化された「Live Tile」と小型化されたLive Tileの両方が表示されているほか、カラーの個人用設定をユーザーがより詳細に操作できるようになっているという。さらに、スタイル設定の新しいオプションや、ユーザーが2つのアプリを同じ画面サイズで横に並べて表示させることができる新しいスナップビューも追加されているという。
「Microsoftは、タブレットユーザーが何かを変更するときにデスクトップの『コントロールパネル』まで移動しなくてもいいように、それに必要なすべての設定を追加しているようだ」(Warren氏)
新しいビルドとされるこのバージョンには、少なくとも名目上は「Internet Explorer 11」も含まれる。さらに、「Charms」にも、新しい「play」やスクリーンオプション、「SkyDrive」サービス向けの新しいオプションなどを含む変更が施されると言われている。
米CNETの姉妹サイトである米ZDNetのMary Jo Foley記者によると、Windows Blueのパブリックプレビュー版は数カ月中に公開される予定だという。また、Blueは単に「Windows 8」の次期バージョンの開発コード名であるだけでなく、「Windows Phone」や「Windows Server」「Windows Services」のアップデートも意味するとFoley記者は述べている。
Windows Blueに関して最近リークされたそのほかの情報は、Windowsのタッチ機能の「劇的」な拡張や、Windows Phonesの音声認識機能の改善を示唆している。
Windows Blueは、同OSを搭載するデバイスの電力効率の改善も提供すると見られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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